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私が泊まった施設

				奈良ホテル 今回お伺いしたのは、奈良県の奈良ホテルです。ホテル名をご存知の方多いと思います。テレビドラマにも登場されているそうです。 一歩ホテル内に入ってみるとタイムスリップした感覚に陥ります。それもそのはず、ここ奈良ホテルは、明治42年創業で90余年の歴史があり、皇族もご利用されることで有名なんです。「古い」という言葉はあてはまりません、「深みのある」「重みのある」ホテルです。

	お部屋の一例 ここはデラックスツイン（本館）のお部屋。写真では伝わらないかもしれませんが、天井の高さが4m30cm以上あるのです。お部屋の広さは、平方ではなく立方で計るべきですね。さりげなくあるついたてや御簾などとても古いものです。私、「これおいくらするんですか？」って値段のことばかり聞いてしまいました。 写真下には、セントラルヒーティング。大正3年に全館一斉に設置されました（一部改造されているお部屋もあり）。金色に光り輝くドイツ様式のもので、今でももちろんお部屋を暖めてくれます。

				レストラン こちらは、メインダイニング。夕食・朝食ともこちらでいただくことができます（他にもレストラン有り）。広々としていることはもちろん、緑の中に囲まれているので、まるでお姫様になったような気分です。興福寺を見ながらお食事できるお席もあります。また、徹底した温度管理をされたワインも、アイテム数200種類！置かれているピアノは、1922年にドイツで製作された日本で現存する最も古いピアノだそうです。 写真下は、コースメニュー「飛鳥」。1人12000円。

	館内 写真上は、エントランスの階段を上がったところ。 ここには、有名な絵が多く飾られています。そうなんです！館内はお部屋に限らず、廊下などに横山大観はじめ、大変貴重な絵画などが飾られています。そして聞いてしまいました、私。ある絵は、軽くマンションが買えるほどなんですって。美術館のようなホテルです。 写真右、どうして消火器？って思われるかもしれませんが、こういう様式は私映画の中でしか見たことがなかったのです。ここは映画のセットではありません。ホテルなんですよ。 写真下は、庭園です。奈良ホテルは、3万平米ある奈良公園の敷地内にあり、この庭へも時々鹿が遊びに来るとのことです。

				朝食の茶粥 最後にどうしてもおすすめしたいのは、茶粥（前日までに要予約）。私の思いこみかもしれませんが、茶粥って番茶やほうじ茶だと思っていたんです。ですが、こちらでいただけるのは何とも上品で芳醇な緑茶の茶粥。食べるのがもったいないほどの美しさです。ぜひ食べてみてくださいね！

重厚感漂う素敵な奈良ホテル

これからの季節は、奈良公園の無数の木々が紅く染まる頃。奈良観光にはもってこいです。紅葉の季節は、お部屋の空きが少なくなってしまいます。現在であればまだご予約可能です。ぜひ素敵な奈良ホテルにお泊まりくださいね。 奈良にいらっしゃった際には、東大寺・興福寺・春日大社・元興寺などの世界遺産も訪れてみてください。100円バスやレンタサイクルもあります。

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